なんとかデータベースラーメンカレーチャーハンぎょうざうどんそば
 
2022年4月22日の大崎裕史の今日の一杯

東京都中野区野方

特製塩らぁめん

2022年3月6日オープン。小金井市(東八道路沿い。前原軒の近く。)にあった「無坊」店主が詳しい理由はわからないが店を譲り、新たな道へ。まずは浅草橋で吉野家ホールディングスのシェアレストランを利用した「居酒屋あいちゃん」の間借り営業。その後、こちらへ移転オープン。店主は際コーポレーション出身。

「無坊」は「無坊ふかみ」になり、今は「担々麺 無坊」となって残っている。この店でもウリメニューとして担々麺を出していたので「同じですか?」と聞いたら「もう私の手を離れているので同じかどうかは・・・」とのこと。

店名の由来は「『ご恩』という屋号は、これまでお世話になった方々やお客様に、精魂を込めた1杯を提供していくことで、恩返しをしていきたい。という意味を込めました。これからも、初心を忘れずに、一人ひとりのお客様に真心を尽くした1杯を提供していきたい」ということらしい。実に素晴らしい。

スタッフは店主と女性の2名体制。とても好印象な好感接客。
外観や店内、そしてお二人の空気感が、最近の新店とは違い、なんかこう独自の世界観を作っているような印象。

特製塩らぁめん1100円を注文。特製は味玉とチャーシューが豚鶏一枚ずつ増量。
具は豚肩ロースのチャーシュー、鶏胸肉のチャーシュー、3日かけて戻しているメンマ、鰹出汁香る味付けの半熟味玉、独特の切り方の青ネギ(その時期に一番旬のネギを使用)。

スープは数種類の国産鶏(手羽先と丸鶏)をゆっくり丁寧に炊いたあっさり鶏清湯塩味。1日寝かしているおり、コラーゲンたっぷり。塩ダレはモンゴル岩塩をメインに沖縄、赤穂など産地の異なる塩をブレンド。日高昆布、干しエビなどの旨みを加えており、淡麗でじんわり優しくも深みのある味。

麺は松本製麺所(池袋:1932創業)製の特注。細く見えるけれど口に入れると存在感のあるストレート麵。平ザルあげ。

野方駅と高円寺駅の中間くらい(野方が近い)の環七沿い。駅から少しあるが周りの人に知られて人気になって欲しい。

お店データ

らぁめん ご恩

らぁめん ご恩

東京都中野区大和町1-13-7(野方)

このお店の他の一杯

    大崎裕史
    大崎裕史

    (株)ラーメンデータバンク取締役会長。日本ラーメン協会発起人の一人。東京ラーメンフェスタ実行委員長。1959年、ラーメンの地、会津生まれ。広告代理店勤務時代の1995年にラーメン情報サイト「東京のラーメン屋さん」を開設。2005年に株式会社ラーメンデータバンクを設立。2011年に取締役会長に就任。「自称日本一ラーメンを食べた男」(2024年6月末現在約14,000軒、約29,000杯実食)として雑誌やテレビに多数出演。著書に「無敵のラーメン論」(講談社新書)「日本ラーメン秘史」(日本経済新聞出版社)がある。